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男性の眉下切開

目元のたるみ・クマ

男の眉下切開のメリット・デメリット
「最近まぶたのたるみが気になる」
「周囲から『疲れてる?』と言われることが増えた」
こうした悩みを抱える40代以降の男性は少なくないのではないでしょうか?
まぶたのたるみを改善し、より若々しく溌剌とした印象になれば、ビジネスシーンでの信頼感や、日常生活での豊かな人間関係にもつながるでしょう。
本記事では、医師の視点から「眉下切開の概要」「目の上のたるみの原因」「眉下切開のメリットとデメリット」「眉下切開と眼瞼下垂手術の違い」について解説します。

眉下切開を検討している男性の参考になれば幸いです。

眉下切開(眉下リフト)とは

眉下切開は、上まぶたの余分な皮膚や脂肪を取り除き、目の上の皮膚のたるみを改善する施術です。
この施術により目の開きがよくなり、目元がすっきりとして、若々しい印象を取り戻す効果が期待できます。
施術は以下の流れで行われます。
1:患者様の目元の状態やご希望に合わせて、切除する皮膚の範囲をデザインする
2:局所麻酔を施して、眉毛の下縁に沿って皮膚を切開し、余分な皮膚と、必要に応じて眼輪筋を切除する
3:腫れぼったい目元の場合、脂肪切除を行う。
最後に、縫合して終了
傷跡は眉毛の下に隠れるため、目立ちにくいのが特徴ですが、一時的に赤みが出る場合があります。

眉下切開法がおすすめの方

眉下切開は、以下のような方に特におすすめです。
・上まぶたのたるみが気になる方
・目元を自然に若返らせたい方
・二重のラインがたるみにより隠れてしまった方
眉下切開は目の形を変えることはなく、本来の目の形に戻す治療ですので、自然な仕上がりが期待できる施術です。

男性の目の上のたるみの原因

目の上のたるみは、年齢とともに誰にでも現れる現象ですが、特に男性では皮膚の厚みや生活習慣の影響で進行が顕著になる可能性があります。
目の上のたるみの原因を理解して、適切な対策を講じましょう。

加齢による皮膚の弾力低下

年齢を重ねると、皮膚の弾力を保つコラーゲンやエラスチンの生成が減少し、肌のハリや弾力が失われます。
その結果、上まぶたの皮膚が脂肪を支えることができなくなり、たるみが目立つようになります。
特に男性は女性に比べてスキンケアをする方の割合が低く、紫外線のダメージを蓄積しやすいため、皮膚の老化が早まりやすい傾向があります。
また、皮膚の乾燥も弾力低下の一因となり、目元のたるみを加速させます。
たるみを予防するためには、日頃の紫外線対策(日焼け止め、帽子、サングラスなど)や十分な保湿(男性用化粧水・乳液など)が重要です。

眼輪筋の衰え

眼輪筋はまぶたを支える役割をもつ筋肉ですが、加齢とともに衰えると皮膚をしっかり支えられなくなり、たるみが進行します。
特に、パソコンやスマホの使用が多い現代人はまばたきの回数が減り、目の周りの筋肉を使う機会が減るため、筋力低下が早まると言われています。
眼輪筋が衰えると、目の開閉がスムーズに行えず、目が重たく感じることもあるでしょう。
パソコンやスマホを使うときは、適度な休憩を入れたり、まばたきを意識的に行うなどして、眼輪筋の衰えの予防が大切です。
パソコン作業で目が疲れた男性

生活習慣

日常生活の習慣も、目の上のたるみに大きく影響します。
例えば、寝不足やストレスは血行不良を引き起こし、目元の皮膚に十分な栄養が行き渡らなくなるため、老化を早める一因となります。
また、目の周りを頻繁にこする習慣も注意が必要です。
花粉症や眠気によって目をこすると、皮膚に負担がかかり、たるみを引き起こしやすくなります。
さらに、喫煙はコラーゲンの生成を低下させ、皮膚のハリを失わせる可能性があります。

男性に眉下切開がおすすめの理由

男性に眉下切開をおすすめする3つのポイントを解説します。

自然な仕上がりでバレにくい

眉下切開は、眉の下のラインに沿って切開するため、傷跡が目立ちにくいのが特徴です。
男性は女性に比べてメイクをする方が少ないため、施術の跡が目立たないことは大きなメリットとなります。
また、施術後はまぶたのたるみが改善されますが、不自然に二重がくっきりすることはなく、ナチュラルな仕上がりを期待できます。
二重の幅に沿って切開する方法に比べると腫れが少なく、ダウンタイムも短いのも魅力です。

視界が広がり快適になる

眉下切開は見た目の若々しさだけでなく、パソコン作業や運転が楽になるなど、実用的なメリットも期待できます。
加齢によって上まぶたの皮膚が下がると、視界が狭くなり、まぶたが重たく感じる場合があります。
また、目の上のたるみが進行すると、視線を上げるために額の筋肉を使うことが増え、額にシワができやすくなったり、肩こりの原因となる可能性もあるでしょう。
眉下切開を行い、上まぶたの余分な皮膚が取り除かれると、視界が広がり、目の開きがスムーズになることが期待できます。

長期的な効果が期待できる

眉下切開は、一度施術を受ければ半永久的な効果が期待できるのが特徴です。
埋没法のように糸が緩んで効果が薄れる心配がなく、長期間にわたり、たるみのない状態の維持が期待できます。
さらに、まぶたの厚みや脂肪の多さに関係なく適用できるため、どんなまぶたのタイプでも安定した仕上がりを得られるでしょう。
加齢とともに皮膚の変化は進行しますが、一度しっかりとたるみを取り除いておけば、その後の老化スピードを遅らせることが期待できます。
施術後のメンテナンスも少なく済み、長く効果を実感できるため、忙しい男性にとっても適した施術といえるでしょう。

眉下切開のメリット

ここでは、男性の眉下切開のメリット3つについて解説します。
眉下切開のメリットを紹介する女性医師

目元がすっきりし、若々しい印象になる

目元のたるみが進行すると、疲れているように見えたり、人によっては不機嫌な印象を与えてしまうかもしれません。
眉下切開を行いまぶたのたるみが改善されると、目元がすっきりしてシャープになると期待できます。
また、目の開きがよくなり、明るく若々しい印象を与えるようになるでしょう。
たるみが原因でできていた影やくぼみも改善され、顔全体のバランスが整うといった効果も期待できます。

ダウンタイムが比較的短い

切開を伴う施術ではあるものの、眉下切開は比較的ダウンタイムが短いのが特徴です。
個人差はありますが、腫れや内出血は1〜2週間程度で落ち着き、洗顔は翌日から可能です。

切開線が眉毛の下に隠れるため目立ちにくい

眉下切開は、切開線が眉毛の下に沿って作られるため、手術の跡が目立ちにくいのが大きなメリットです。
通常、傷跡は眉毛に埋もれるため、気付かれにくいといえます。
時間が経つにつれて傷跡が自然に馴染むため、最終的にはほとんど目立たなくなると期待できます。
男性の場合、アイメイクで傷跡をカバーするという方は少ないので、この「目立ちにくさ」は大きなメリットです。
違和感のない自然な仕上がりを求める方におすすめの施術といえるでしょう。

眉下切開のデメリット

眉下切開にはリスクや注意点もあるため、事前に理解しておくことは重要です。
以下に、眉下切開の主なデメリットについて解説します。
眉下切開のデメリットを解説をする笑顔の男性医師

腫れや内出血が生じる可能性がある

眉下切開はメスを使用する施術のため、術後に腫れや内出血が発生することがあります。
特に術後2~3日は腫れが目立ちやすく、個人差はありますが、完全に落ち着くまで1~2週間ほどかかるのが一般的です。
内出血が皮膚の表面に出ると、紫や黄色っぽいあざのように見える可能性があります。
腫れや内出血を最小限に抑えるためには、術後の制限事項(運動・飲酒・入浴など)を守り、できるだけゆっくりと過ごすことが必要です。

医師の技術によって仕上がりに差が出る

眉下切開の仕上がりは、担当する医師の技術により大きく左右されます。
医師の技術不足の場合、傷跡が眉に隠れない・左右差が大きくなってしまうなどが起こり得ます。
切開場所や皮膚の切除量が適切でないと、仕上がりが不自然になったり、期待した効果が得られない結果になるかもしれません。
そのため、施術を受ける際は、実績のある医師やクリニックを選ぶことが非常に重要です。
以下のようなクリニックを選ぶことをおすすめします。
・医師の経歴や過去の症例写真を確認
・カウンセリングで疑問や不安にしっかり対応してくれる
・納得のいく説明をしてくれるか

ダウンタイム中のケアが必要

眉下切開は比較的ダウンタイムが短い施術ですが、術後のケアは重要になります。
適切なケアを怠ると腫れや内出血が長引く可能性があるので、医師の指示に従ってダウンタイムを過ごしましょう。
術後の注意には、以下のようなものがあります。
・傷口を過度に触らない・こすらない
・術後3日間は、運動、入浴、飲酒は避ける
・当日は、患部を濡らさないように注意する
・洗顔は翌日より可能
・入浴は4日目より可能。ただし、腫れが強い間はシャワーを推奨
・コンタクトレンズの使用は、8日目より可能

男性の眉下切開の症例写真

男性の眉下切開のビフォーアフター症例写真
リスク(副作用):腫れ・浮腫み、内出血、抜糸、傷跡
料金:286,000円
注意事項:治療の効果には個人差があります。料金は当コラム執筆時点(2025年4月)の料金です。

眉下切開と眼瞼下垂手術の違い

眉下切開と眼瞼下垂手術は、どちらも目元のたるみを改善する施術ですが、それぞれの目的や適応が異なります。
ここでは、それぞれの特徴と施術の目的について解説します。

眉下切開の特徴と施術の目的

眉下切開は主に美容目的で行われ、加齢による皮膚のたるみを取り除き、若々しい印象を取り戻すための施術です。
加齢によるたるみ以外に、上まぶたの腫れぼったさが気になる若い方にも適しています。
この方法では、余分な皮膚を取り除くことで自然に目を開きやすくし、目の本来の形を変えず、すっきりとした若々しい印象になると期待できます。

眼瞼下垂手術の特徴と施術の目的

眼瞼下垂手術は、まぶたを持ち上げる筋肉(眼瞼挙筋)が衰えたり、上眼瞼挙筋腱膜が緩んだりすることで生じる眼瞼下垂の症状を改善する手術です。
この状態になると、まぶたが開けにくくなり、額の筋肉を使って目を開こうとするため、頭痛や肩こりなどの症状が出る場合があります。
眼瞼下垂手術では、筋肉を調整してまぶたをしっかりと開けられるようにし、視界の改善を目的とします。
「眼瞼下垂」は保険診療でも治療できますが、審美的観点を重視するなら、自由診療の治療がおすすめです。

どちらを選ぶべきか

眉下切開と眼瞼下垂手術は、改善したい症状や目的によって選ぶべき施術が異なります。
「加齢によるまぶたのたるみを解消し、若々しい目元にしたい」場合は眉下切開が適しています。
一方で、「まぶたが重く、目を開けるのが辛い」「視界が狭くなった」といった機能的な問題がある場合は、眼瞼下垂手術が必要になることが多いでしょう。
まぶたのたるみと眼瞼下垂が同時に進行しているケースもあります。
どの施術が適しているかを判断するには、専門の医師による診察を受け、自分の症状や希望に合った方法を選ぶことが重要です。
まずはカウンセリングで、お悩みの症状やご希望の仕上がりについて、医師と相談することをおすすめします。

眉下切開と眼瞼下垂手術の比較表

項目眉下切開眼瞼下垂手術
施術の目的若返り・見た目の改善まぶたの機能改善・視界の確保
適応症状加齢による上まぶたのたるみ
腫れぼったいまぶた(若年層も含む)
まぶたが重く開けづらい
視界が狭い、頭痛・肩こりの症状
手術内容眉毛の下から皮膚を切除まぶたを持ち上げる筋肉の調整
目元の印象自然で若々しい印象に目がしっかり開くようになり、視界が改善
形の変化目の形は変えずにすっきりと必要に応じて目の開き方を調整
保険適用×(自由診療)○(機能障害がある場合)/自由診療(審美目的の場合)
おすすめのケースたるみが気になるけど視界は問題ない
見た目を若返らせたい
まぶたが重くて目を開けづらい
頭痛や肩こりなどの不快症状がある

クリニック選びのコツ

満足できる仕上がりを得るためには、クリニック選びが非常に重要です。
まず医師の経験と実績を確認しましょう。
技術力の高い医師に施術を任せることで、自然な仕上がりを実現し、ダウンタイムの負担が最小限になると期待できます。
次に、カウンセリングの丁寧さも重要なポイントです。
患者様の希望をしっかり聞いたうえで、適切な施術方法を提案してくれるかを確認しましょう。
当クリニックでは、経験と実績が豊富な形成外科専門医を取得した医師がカウンセリング及び施術を行っておりますので、安心してご相談ください。

まとめ

40代以降の男性にとって、目の上のたるみは加齢とともに気になりやすいポイントです。
眉下切開は、自然な仕上がりで視界の改善も期待できるため、仕事やプライベートにおいて若々しい印象を維持したい方におすすめの施術です。
眉下切開を検討している方は、信頼できるクリニックを選ぶために、まずはカウンセリングを受けてみましょう。
プライベートスキンクリニックforMENでは、患者様一人ひとりの症状やご希望・ご予算に合わせて適切な提案をいたします。
施術に対する不安や疑問などがありましたら、お気軽にお問い合わせください。

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よくあるご質問

Q.傷跡は目立ちますか?

A.眉毛の下のラインに沿って切開するため、時間が経つとほとんど目立たなくなります。

Q.施術後、再びたるみが出てしまうことはありますか?

A.加齢によって徐々に変化する可能性はありますが、比較的長期間にわたる効果維持が期待できます。

Q.仕事をしている場合、どのくらい休みをとるべきですか?

A.仕事に支障をきたすようなことは基本的にありませんので、まとまった休みを取られて手術に望む方は稀です。
腫れがひくまで1〜2週間程度はかかるので、その間は眼鏡やサングラスを着用することで目立ちにくくなります。

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受付時間 10:30〜19:00 (完全予約制)

この施術ページの監修医師

優聖会院長安形省吾

患者様とのコミュニケーションを大事に、安心・納得していただける施術を心がけております。

医療法人優聖会院長 安形省吾

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所属

平成14年
大阪医科大学医学部医学科:入学
平成22年
大阪医科大学付属病院 形成外科学教室:入局
平成23年
守口敬任会病院:入職
平成25年
東住吉森本病院:入職
平成27年
大阪医科大学付属病院 形成外科学教室:入職
形成外科専門医取得
助教就任
平成28年
東住吉森本病院:入職
平成30年
プライベートスキンクリニック:入職

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