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切らない包茎手術にデメリットはある?

男性器

切らない包茎手術のデメリットは?
包茎の悩みは決して珍しいものではありません。
温泉やサウナで人目を気にしたり、パートナーとの関係で不安を感じたりする方も多いでしょう。

そんな中、「痛みやダウンタイムが少なそう・・」「切らずに包茎が治るなら・・」と、「切らない包茎手術」を検討されている男性もいらっしゃるのではないでしょうか?
しかし、切らない包茎手術にはメリットもありますが、リスクやデメリットがあり、「効果が持続しなかった」「思っていた仕上がりと違った」など後悔する可能性があります。
本記事では、切らない包茎手術のメリット・デメリットを詳しく解説します。
記事の最後には当クリニックで提供する包茎手術についても紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

包茎の種類

まず、包茎の種類について説明します。

仮性包茎

包茎の中でも割合が多いと言われている包茎のタイプです。
仮性包茎の特徴として、通常時は包皮が亀頭を覆っていますが、手で剥けば簡単に露出できます。
勃起時には包皮が剥け、締め付け感がないため、清潔にケアしていれば機能的な問題はほとんどありません。
ただし、見た目によるコンプレックスや衛生面で気になる方が手術を希望するケースが増えています。
最近では、老後の介護を考慮し、手術を受ける方も多くいらっしゃいます。

真性包茎

真性包茎の特徴は、通常時も勃起時も全く包皮を剥けない状態を指します。
包皮口が極端に狭いため、無理に剥こうとすると痛みを伴う可能性があり、亀頭の発育が阻害される場合もあるでしょう。
亀頭部を洗えないため衛生面でも問題がありますので、炎症や感染のリスクを考慮すると、早期の包茎手術の検討をおすすめします。

カントン包茎

包皮を剥くことはできるものの、包皮口が狭いために勃起時に亀頭の根元を締め付けてしまう状態です。
無理に剥くとリンパや血液の流れが滞り、腫れや痛みを引き起こす可能性があります。
さらに、包皮を元に戻せなくなる「嵌頓(かんとん)状態」になると、血流が悪化し緊急処置が必要となる場合もあるため、早めの治療が推奨されます。

切らない包茎手術とは?

切らずに包茎を改善する治療法3つと、それぞれの概要について解説します。

糸・接着剤を使った切らない包茎手術

医療用の糸や接着剤を使用して、余った包皮を陰茎の根本付近に引き寄せ、医療用の糸で固定、または接着剤で留める方法です。
軽度の仮性包茎に適しており、ダウンタイムが短く、傷跡も残りにくい特徴があります。
固定が外れてしまうリスクがあるため、手術の持続性や効果は個人差があり、定期的なメンテナンスが必要となる傾向があります。

亀頭増大術

亀頭増大術は、亀頭に薬剤(ヒアルロン酸など)を注入してボリュームを増やし、包皮が亀頭を覆いにくくする施術です。
この施術は切開を伴わないため、比較的短時間で完了し、術後の回復も早いというメリットがあります。
また、個人差はありますが亀頭のサイズアップによる自信向上も期待できます。
しかし、注入剤の吸収により効果が徐々に薄れるため、包茎手術の代替として行う場合は、継続的な施術が必要となるでしょう。

長茎術

長茎術は、埋もれている陰茎を引き出しサイズアップして、包皮が被りにくくなる効果を狙う手術です。
長茎術には、切る長茎術と切らない長茎術があり、切開を伴わない方法では、恥骨付近にある靭帯と下腹部の皮膚を糸で結んで固定します。
効果の持続性には個人差があり、時間が経つと元に戻る可能性がある点や、組織を糸で固定し続けるため、違和感や痛みが続くリスクもあります
そのため、長茎術を当クリニックでは採用していません。

包茎手術なら切る包茎手術がおすすめ

包茎手術を検討する際、より確実な改善を求めるなら切る包茎手術がおすすめです。
切らない手術は一時的な効果に留まることが多い一方、切る手術は根本的な改善が期待できます。
また、真性包茎やカントン包茎など、包皮口が狭いタイプにも対応できるため、適応が非常に広い手術です。
術後の仕上がりに不安を持つ方もいますが、実績のあるクリニックを選ぶことによって、傷跡や見た目の違和感を最小限に抑えられるでしょう。
根本的な解決を望むのであれば「切る包茎手術」の検討もおすすめします。
包茎手術の説明をする男性医師

切らない包茎手術のメリット

次は切らない包茎手術のメリットについて詳しく解説していきます。

ダウンタイムが短い

切らない包茎手術は、一般的に短時間で施術が完了し、個人差はありますが切る包茎手術に比べると回復までの期間も短いという特徴があります。
切る包茎手術に比べると、ダウンタイムも短く数日で日常生活に戻れる可能性があります。
入浴、激しい運動、性行為、自慰行為を控えなければならない期間が短いため、生活への支障が少ない点も魅力といえるでしょう。

痛みが少ない

切る包茎手術に比べて、切らない包茎手術は痛みが少ないと言われています。
切る包茎手術では、麻酔を使用するため、術中の痛みはそれほどありませんが、術後の痛みは数日残る可能性があります。
痛みに抵抗がある方やメスでの切開に抵抗がある方にとってはメリットといえるでしょう。

手術跡が目立たない

メスを使用しないため、術後の傷跡が小さくほとんど残らない傾向にあるのがメリットです。
手術したことを絶対人に知られたくないという方、傷跡が残るのが心配という方には選択肢の1つとなります。

切らない包茎手術のデメリット

切らない包茎手術は手軽に受けられる一方で、適用範囲が限られ、効果が持続しにくいなどのデメリットがあります。

真性包茎・カントン包茎には対応できない

切らない包茎手術は、軽度の仮性包茎には一定の効果が期待できますが、真性包茎やカントン包茎には対応できない可能性があります。
重度の包茎の場合、包皮の狭窄が強いため、非切開の施術では改善が見込めないからです。
そのため、真性包茎・カントン包茎の患者様は治療を希望する場合に、切る手術になる可能性があります。

効果を実感しにくい

切らない包茎手術は、糸や接着剤を使って包皮の状態を調整しますが、期待したような変化が得られない可能性があります。
包皮がそのまま残るため、見た目や機能的な改善を重視する方にとっては、思ったような結果が得られないことも考えられるでしょう。
確実な効果を感じたい方や根本的に包茎を改善したい方には、おすすめできない施術となります。

時間が経つと元に戻る可能性がある

切らない包茎手術は、どの手術法を選択しても時間の経過とともに元の状態に戻る可能性があります。
包皮の固定によって一時的な改善を図る方法においては、摩擦や性行為によって固定が外れるケースも考えられます。
そのため、長期間に渡って効果を維持するためには、定期的な施術が必要になるため、デメリットと感じる方もいるでしょう。

トータル費用が高くなる可能性がある

切らない包茎手術は、一回の施術費用は比較的安価な傾向がありますが、効果が一時的であるため、効果を維持するために繰り返し施術を受ける必要があります。
結果的に、複数回の施術費用がかさみ、最終的には切る手術より高額になることもあるでしょう。
治療の選択にあたっては、長期的なコストパフォーマンスも考慮に入れることをおすすめします。

おとり広告に注意!悪質なクリニックの見分け方

包茎手術を検討する際、クリニック選びは非常に重要です。
一部の悪質なクリニックでは、おとり広告を用いた誤解を招く宣伝が行われており、期待した結果が得られない可能性があります。
ここでは、おすすめできないクリニックを見分けるためのポイントを解説します。
ポイント解説をする笑顔の男性医師

低価格広告に注意

格安な料金を掲げるクリニックは魅力的に見えますが、実際には追加費用が発生するケースがあります
特に、切らない包茎手術は手軽な施術ですが、完治を目指すものではなく、一時的な効果に留まることがほとんどです。
また、すべての包茎に適用できるわけではなく、真性包茎やカントン包茎には対応できない可能性があります。
結果として、期待していた効果が得られず、追加の施術や別の治療を受ける必要がでてくる可能性があるため、安さだけで選ばないようにしましょう。
特に、切らない包茎手術を非常に安い価格で広告をしているクリニックは気を付けましょう。

カウンセリング時に注意するポイント

悪質なクリニックでは、医師ではないカウンセラーが、長時間にわたって強引な勧誘を行うケースがあります。
特に、患者の希望とは異なる高額な手術を勧める場合や、当日の手術を執拗に勧めてくるクリニックは注意が必要です。
信頼できるクリニックを見極めるため、いくつかのクリニックでカウンセリングを受けて、信頼できるクリニックでの施術をおすすめします。
当クリニックは、執刀医が直接一人ひとりの患者様に対し、包茎手術の方法やリスク・副作用に至るまで丁寧に説明を致します。
また、包茎手術は緊急性のある手術では無いことがほとんどですので、基本的にはカウンセリング日と手術日は別日とさせていただいております。

切らない包茎手術と切る包茎手術の比較

「切らない包茎手術」「切る包茎手術」それぞれの特徴や、メリット・デメリットを理解し、自分に合った施術を選択しましょう。
切らない包茎手術と切る包茎手術の違いについて、以下にまとめました。

切らない包茎手術切る包茎手術
手術時間約10~30分約60分
ダウンタイム数日~約2週間約4週間
効果一時的な包茎改善が期待できる。(定期的な施術が必要)根本的な治療が可能。一生涯の効果が期待できる。
対応できる包茎の種類軽度仮性包茎
(症状によっては治療できない可能性あり)
仮性包茎・真性包茎・カントン包茎の全てに対応

切らない包茎手術は、短時間で治療を済ませたい方や、手術に抵抗がある方に適しています。
ただし、効果の持続性には限界があり、再手術が必要になることもあるため、長期的な視点で検討することが大切です。
一方、切る包茎手術は、根本的な治療を希望する方や、見た目を自然に仕上げたい方におすすめの施術です。
亀頭直下環状切開法など施術方法によっては傷跡が目立ちにくい施術もあります。

当クリニックでの包茎手術の流れ

当クリニックでは、患者様が安心・納得して手術を受けられるよう、カウンセリングからアフターケアまで丁寧に対応しています。
快適な生活を手に入れるために、まずはお気軽にご相談ください。

当クリニックの術式

当クリニックでは切る包茎手術を行っており、「亀頭直下環状切開法」による包茎手術を行っています。
亀頭直下環状切開法は、亀頭のカリの部分に切除ラインを隠すため、術後の見た目が自然で傷跡が目立ちにくい施術です。
ただし、この術式は、高度な技術を必要とするため医師の経験や技術力が重要となります。
当クリニックでは、十分な経験と実績が豊富な医師が施術を行っております。

カウンセリング

手術を受ける前に医師が患者様の状態を確認し、施術内容やリスク、副作用、費用などについて詳しく説明を行います。
カウンセリングを行うのは、経験豊富な形成外科専門の男性医師です。
納得した上で治療を受けられるよう、不安なこと、疑問に思っていること、ご希望など気軽に質問できるように心がけています。

同意書

ご納得いただけましたら、手術のご予約をお取りいただくこともできますし、一度ご帰宅されてゆっくりと検討されても構いません。
手術のご予約をされる場合、同意書のご記入をお願いいたします。

手術

当クリニックでは「亀頭直下環状切開法」という、切る包茎手術を採用しております。
施術中は局所麻酔を行うため、痛みも最小限に抑えるように心がけています。
亀頭直下で包皮を切除し、亀頭の形に合わせて曲線的にデザインします。
経験豊富な医師が丁寧に手術を行いますので、傷跡は亀頭のくびれに隠れ、目立たず・自然な仕上がりが期待できます。
止血を確認した後、抗生物質入りの軟膏を塗布し、包帯で患部を保護します。

アフターケア

施術の前後に治療後のケア方法や注意点について詳しく説明させて頂いております。
治療後に気になる点がありましたら、お気軽に当クリニックへご連絡ください。
2週間後に抜糸と経過観察のためにご来院いただきます。
遠方の方には、抜糸が不要の体内に吸収される極細の吸収糸を使った包茎手術を行うこともできますので、カウンセリング時にお気軽にご相談ください。

まとめ

切らない包茎手術にはメリットがある一方でデメリットも存在するため、慎重な判断が必要です。
特に「おとり広告」に騙されないよう、事前の情報収集と信頼できるクリニックの選定が重要になります。
適切な包茎治療をすると悩みから解放され、自信をもって日常を過ごせるようになるでしょう。
温泉やサウナで人目を気にせずリラックスできたり、パートナーとの関係に自信を持てるようになるなど、手術後の生活が大きく変わることもあります。
プライベートスキンクリニックforMENでは、患者様一人ひとりの症状とご希望に適した施術を提案させていただきます。
お気軽に当クリニックまでご相談ください。
包茎手術
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よくある質問

Q.切らない包茎手術ができない人はいますか?

A.切らない包茎手術は軽度の仮性包茎には適用できますが、真性包茎やカントン包茎には対応できない可能性があります。
包皮の狭窄が強い場合や確実な改善を求める場合には、切る包茎手術が必要になるでしょう。

Q.切る包茎手術と切らない包茎手術のどちらがいいですか?

A.切る包茎手術は、一度の施術で根本的に包茎を改善できるため、長期的な視点でみてもおすすめの施術です。
定期的に施術を受け直す必要はありますが、できるだけ安く施術を受けたい方やどうしても切ることに抵抗がある方には切らない施術がおすすめです。

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FAX 06-6940-7102
受付時間 10:30〜19:00 (完全予約制)

この施術ページの監修医師

医療法人優聖会最高顧問井畑 峰紀

糸リフトやフィラー注入によるしわ・たるみ治療や、にきび治療などの美肌治療を中心とした美容医療に携わる、確かな実績を持つ医師。

医療法人優聖会最高顧問 井畑 峰紀

糸リフトやフィラー注入によるしわ・たるみ治療や、にきび治療などの美肌治療を中心とした美容医療に携わる、確かな実績を持つ医師。

所属

平成15年
大阪医科大学 形成外科教室:入局
平成21年
大阪医科大学 助教(准):就任
美容クリニック非常勤勤務:歴任
平成24年
医学博士学位取得
日本形成外科学会 専門医認定
平成25年
某美容クリニック:院長就任
令和5年
プライベートスキンクリニック
最高顧問:就任 現在に至る

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