男の浮き輪肉を落とす方法
「簡単に浮き輪肉を落としたい」、「浮き輪肉がつく原因ってなに?」こんな疑問を持つ方もいるのではないでしょうか?
年齢を重ねると気付いたらお腹がぽっこりとついてしまって、なかなか落ちないのが浮き輪肉です。
この記事では、浮き輪肉がつく原因やおすすめのダイエット法を医師が解説します。
また、記事の後半では、運動が苦手な方向けの浮き輪肉の落とす美容医療の施術を紹介している為、ぜひ最後までご覧ください。
もくじ
浮き輪肉が落ちにくい理由
浮き輪肉が落ちにくい理由は、内臓脂肪ではなく皮下脂肪だからです。
内臓脂肪はウォーキングやストレッチのような軽い運動によって、消費エネルギー量を高めることで、脂肪を減少させることができます。
一方、皮下脂肪は部分痩せが難しく、身体全体の体重を落とす必要があるため、一度ついたら減らすのが難しい傾向があります。
そのため、浮き輪肉を落とす際は、中長期的に落としていくことが必要となります。
浮き輪肉がつく原因とは
腰回りに浮き輪肉がつく原因は、基礎代謝の低下や食生活の乱れなどが挙げられます。
ここでは、それぞれの原因について詳しく解説します。
代謝が悪い
代謝が悪いと、浮き輪肉がつきやすくなります。
基礎代謝量のピークは15〜17歳で、そこから年齢を重ねるごとに代謝が低下する傾向があり[1]、少しずつ痩せにくくなるでしょう。
学生時代は運動をする機会が多いですが、30代や40代になると運動不足になり、筋肉量が減少するため代謝が悪くなる傾向があります。
食生活が乱れている
食生活の乱れがお腹周りの脂肪を蓄積する原因になります。
以下のような、食生活の乱れはないでしょうか。
・暴飲暴食
・不規則な食事
・過度なアルコール摂取
・ジャンクフードや脂質の多い食事
食生活の乱れは、ストレスや不規則な生活が原因となっている可能性もあります。
食事コントロールだけでなく、ストレスや忙しさによる食生活の乱れなど、根本的な原因の対処も必要です。
姿勢が悪い
姿勢が悪いと筋肉が衰える原因になり、浮き輪肉がつきやすくなります。
姿勢の悪さは、身体に以下のような影響を与える可能性があります。
・腰が丸まる姿勢は、腹筋や背筋が十分に働かない状態を引き起こす
・内臓の位置が下がることによって、ぽっこりお腹になる
・体内の血流やリンパの流れを悪くする
普段から正しい姿勢で過ごすことを意識しましょう。
日々の運動不足
運動不足になると消費エネルギーが少なくなるため、太りやすくなり浮き輪肉がつく原因になります。
運動不足は、以下の症状を引き起こします。
・代謝が落ちる
・筋肉量が落ちる
・消費カロリーより摂取カロリーが増える
消費エネルギーが少なくなってしまうと、摂取したカロリーが脂肪になって体内に蓄積されます。
また、お腹周りの筋力量の低下によって、内臓も垂れ下がるため、ぽっこりしたお腹になる可能性もあります。
浮き輪肉を落とすおすすめのダイエット法
ここで紹介するダイエット法を実践すると、基礎代謝がアップして浮き輪肉の改善が期待できます。
効率良く浮き輪肉を減らしたい方は、医療の力を借りたダイエットもおすすめします。
筋トレ
浮き輪肉を落とすために、筋トレはおすすめの方法です。
筋トレによって以下の効果が期待できます。
・筋肉量が増えると基礎代謝が上がる
・消費エネルギーが上がる
・太りにくくなる
浮き輪肉を落とすために、腹筋を行う方も多いですが、筋肉量や代謝を上げる観点では、太もも、お尻、胸、背中の筋トレを行いましょう。
大きな筋肉を鍛えることで、基礎代謝のアップが期待できます。
筋トレは、やりすぎると怪我や継続をやめてしまう原因にもなるため、慣れるまでは週に2〜3日でも効果が期待できます。
慣れてきたら徐々に、頻度や1日の筋トレ量を増やして行くことをおすすめします。
有酸素運動
有酸素運動は、全身を動かす運動になるため、浮き輪肉を落とすダイエットとしておすすめです。
有酸素運動で期待できることは、以下のとおりです。
・血流促進
・ストレス軽減
・体脂肪率の減少
・基礎代謝の向上
有酸素運動は継続が大切なため、週2〜3回程度、短時間のウォーキングやランニングから始めるとよいでしょう。
ストレッチ
ストレッチを継続すると、血行を促進して基礎代謝の向上が期待できます。
ストレッチだけでは、ダイエットの即効性は期待できませんが、筋トレや有酸素運動の効果をより高めると考えられます。
体力がない人や運動が苦手な人でも、ストレッチなら簡単に取り組めるためおすすめです。
ただし、ストレッチは継続が大切です。
1日の中で5分でも良いのでストレッチの時間を作って、継続的に取り組んで痩せやすい身体づくりを目指しましょう。
食事管理
浮き輪肉を落とすには、消費カロリーよりも食事の摂取カロリーが高くならない食事管理が大切です。
太りやすい人は、消費カロリーよりも摂取カロリーが多くなっている可能性があります。
いくら頑張ってトレーニングをしても、ジャンクフードやスイーツなどを食べてしまうと、摂取カロリーが多くなります。
また、行き過ぎた食事制限は、一時的に体重は減りますが筋肉も一緒に落ちるため、基礎代謝が低下してしまいリバウンドの原因となるので注意しましょう。
筋肉を維持しながら体脂肪だけを減らすには、3食バランスの取れた食事が大切です。
姿勢改善
正しい姿勢を維持できるようになると、体幹が強化され内臓の位置が改善し、お腹が引き締まりやすくなります。
良い姿勢を保つにはお腹や背中の筋肉を使う必要があるため、筋肉が衰えを防いでぽっこりお腹になりにくくなるでしょう。
また、姿勢が良くなると筋肉が正しい働きをできるため、基礎代謝の向上も期待できます。
姿勢改善は、血流の改善にも効果が期待できるため、浮き輪肉の解消だけではなく健康にも良い影響を与えます。
日頃から正しい姿勢を意識して、綺麗なボディラインを目指しましょう。
クリニックへの受診
自分でできるダイエット方法では、浮き輪肉だけを落とすことは難しいです。
また、ここまで紹介したダイエット法も継続が必要となり即効性は期待できません。
以下に当てはまる方はクリニック受診を検討してみてはいかがでしょうか。
・リバウンドしたくない人
・効率よく浮き輪肉を落としたい人
・ダイエットを継続する自信がない人
・一般的なダイエットで効果が出なかった人
即効性や失敗のリスクを減らしたい人などは、クリニックの受診をおすすめします。
浮き輪肉を落とす食事管理法
浮き輪肉を落とすには、正しい食事管理が大切になります。
ここでは、浮き輪肉を落とす食事管理法について詳しく解説していきます。
ジャンクフードや脂質が多い食事を控える
ジャンクフードや脂質が多い食事を控えると、肥満や生活習慣病などのリスクを減らせます。
脂質を減らし過ぎは、偏った食事になる可能性があるため、1日3食バランスのよい食事を心がけることが大切です。
また、間食や夜遅い時間の食事についても控えることをおすすめします。
食べ過ぎないようにする
浮き輪肉を落とすには、食べ過ぎや間食を控えるようにし、栄養バランスに配慮した食事が大切です。
一般的に成人男性の1日の摂取カロリーは、約2,200カロリーと言われています。
炭水化物を全体の50%の約1,100カロリーとすると、お米は1日におよそ1.5合(茶碗3杯程度)までに抑えましょう。
主菜と副菜についても、脂質が多いものは避けて、食べ過ぎないように注意が必要です。
最近では、スマートフォンのアプリでカロリー計算が簡単にできるため、活用するのも良いでしょう。
過度なアルコール摂取を控える
浮き輪肉を落とすためのダイエット中はアルコールを控えることが大切です。
お酒自体のカロリーはもちろん、お酒を飲みすぎるとおつまみも増えることによって、摂取カロリーが多くなる原因になります。
また、アルコールの飲み過ぎは太りやすくなるだけでなく、高血圧などの生活習慣病を引き起こす可能性があるため注意が必要です。
短期間で男の浮き輪肉を落とせるリポセル
リポセルは、脂肪へ直接熱エネルギーを照射して破壊するため、短期間で浮き輪肉を落とす効果が期待できる施術です。
皮下脂肪を狙った超音波の照射によって、脂肪細胞を破壊して徐々に体外へ排出します。
脂肪細胞自体を破壊するため、リバウンドしにくいことも特徴と言えます。
男の浮き輪肉を落とせるリポセルの4つのメリット
1回で効果を実感できる
リポセルは、個人差がありますが一度の施術で効果を実感できる傾向があります。
何度も通うのが面倒な方や短期間で効果を実感したい方におすすめの治療です。
また、リポセルの施術は、気になる部分にピンポイントで照射できるため、浮き輪肉だけを狙って落とすことができます。
施術中の痛みが少ない
リポセルの熱の照射は肌表面を傷つけずに、脂肪を破壊するため、ダウンタイムや痛みが少ない治療です。
リポセルは、皮膚を5℃まで冷却する機能があるため、施術中の熱感や痛みを軽減できます。
リバウンドしにくい
脂肪細胞は成長期に増加すると言われており、成人すると脂肪細胞の数自体は増加しなくなります。
リポセルは脂肪細胞自体を選択的に破壊・減少させる施術なので、他の施術と比較してもリバウンドしにくい施術です。
ダウンタイムが少ない
リポセルは、皮膚表面を傷つけることなく皮下脂肪を減少させる施術となるため、ダウンタイムが少ないことが特徴です。
ただ、下記のようなダウンタイムが生じる可能性があります。
・一時的な違和感・かゆみ・しびれ
・腫れ・赤み
・内出血
違和感や痒み、痺れなどは施術後一時的に出るケースがあります。
施術後に内出血が出る場合があり、2〜3週間程度で落ち着く傾向です。
施術後からダウンタイムが落ち着くまでは、医師の指示にしたがって行動しましょう。
GLP-1ダイエットで食欲をコントロール
GLP-1ダイエットとは、サクセンダやリベルサスと呼ばれる薬剤の摂取によって、痩せホルモンの増加が期待できる治療です。
痩せホルモンの増加によって食欲をコントロールし、リバウンドしにくい身体を作ります。
GLP-1は脳に作用して食欲を抑えたり、食物を胃からの排出を遅らせて満腹感を持続させる効果があります。
GLP-1ダイエットの3つのメリット
空腹になりにくい
GLP-1は、胃の内容物排出をゆるやかにする作用があるため、お腹が空きにくくなる傾向があります。
食欲のコントロールによって、摂取カロリーを抑える効果があり、体全体のダイエットにつながります。
痩せたいけど気付いたら食べ過ぎてしまう人や、自然に健康的に痩せたい人におすすめです。
リバウンドを防止できる
GLP-1を継続的に摂取すると、食欲の抑制効果によって、リバウンド防止効果があります。
また、GLP-1は体温を一定に保つ働きを促すため、脂肪を燃やしやすい身体になります。
GLP-1の使用を中止すると体内のGLP-1の効果がなくなり、食欲が戻ってしまうため注意が必要です。
オンライン診療が可能なクリニックもある
サクセンダやリベルサスは、オンライン診療でも処方が受けられるクリニックがあります。
スマートフォンやパソコンを使用し、LINEアプリのテレビ電話機能を使って医師による診療・薬の処方を受けることが可能です。
クリニックに行く暇がない方や忙しい方にもおすすめの治療です。
脂肪溶解注射でラクに痩せる
脂肪溶解注射は、脂肪溶解成分が入っている薬剤を脂肪が気になる部分に注射する施術です。
薬剤によって脂肪細胞を破壊するため、部分痩せ効果やリバウンドしにくいことが特徴と言えるでしょう。
注射をした部分は2〜3日腫れる場合がありますが、注射のみの施術となるため、日帰りで行える施術です。
脂肪溶解注射の3つのメリット
リバウンドしにくい
脂肪溶解注射は、脂肪細胞そのものの数の減少が期待できる施術です。
脂肪細胞が減ると太りにくくなるため、施術後のリバウンド防止につながります。
過度な食事には注意が必要ですが、リバウンドしたくない人におすすめです。
部分痩せができる
脂肪溶解注射は、部分痩せも可能なため、浮き輪肉の改善におすすめの治療です。
脂肪が落ちにくい腹部周りの部分でも、ピンポイントで部分痩せできるのがメリットです。
セルライトが目立たなくなる
セルライトは身体の外に排出されなかった老廃物と脂肪細胞が一体になってしまい、皮膚の表面に凹凸として現れる傾向があります。
脂肪溶解注射はセルライトが気になっている部分への注射によって、蓄積されている脂肪細胞を溶解して皮膚の凹凸を改善させる効果が期待できます。
脂肪溶解成分を高濃度で配合!FatX coreについて詳しくはこちら
まとめ
今回は、浮き輪肉が付きやすい原因やダイエット方法について解説してきました。
浮き輪に肉は「基礎代謝が悪い」「食生活の乱れ」「姿勢が悪い」「運動不足」などが原因で目立つようになります。
浮き輪肉を落とすには、自分でできるダイエット方法もありますが、継続が大切になります。
しかし、運動が苦手な人やリバウンドしてしまう人もいるため、失敗のリスクを減らしたい人はクリニックへの受診がおすすめです。
プライベートスキンクリニックfor Menでは、患者様に合わせた美容施術を提案させていただきます。
この記事を参考にして、自分に合ったダイエット法を試してください。
#浮き輪肉 #男性 #脂肪 #ダイエット
よくある質問
Q.痩せているのに浮き輪肉がつくのはなぜですか?
A.筋肉量が少なく、皮下脂肪率が高ければ、痩せていても浮き輪肉がつきます。
隠れ肥満と言われる状態です。
姿勢が悪かったり、運動不足や冷えなどが原因で浮き輪肉がつくことが多いです。
Q.浮き輪肉がつきやすい人はどのような人ですか?
A.浮き輪肉がつきやすい人は、以下になります。
・姿勢が悪い人
・骨盤が歪んでいる人
・運動不足の人
姿勢が悪いと体の筋肉を正しく使えず、筋力が衰えて浮き輪肉の原因となるため、日頃からの姿勢への意識が大切です。
Q.お腹の肉を落とすのにかかる期間は?
A.自分でできるダイエットであれば、2〜3ヶ月程度で効果を感じられるでしょう。
医療の力を借りてお腹のお肉を落とすと、1ヶ月程度で効果を感じられる可能性があります。
過度な食事制限によるダイエットは、リバウンドのリスクもあるため、急激な減量は控えて中長期的に取り組みましょう。
参考文献
[1]日本人の食事摂取基準(2020年版)
https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/000586555.pdf
所在地 〒530-0002 大阪府大阪市北区曽根崎新地1-3-16 京富ビル2階
TEL 06-6940-7101
FAX 06-6940-7102
受付時間 10:30〜19:00 (完全予約制)
この施術ページの監修医師
医療法人優聖会最高顧問井畑 峰紀
糸リフトやフィラー注入によるしわ・たるみ治療や、にきび治療などの美肌治療を中心とした美容医療に携わる、確かな実績を持つ医師。

糸リフトやフィラー注入によるしわ・たるみ治療や、にきび治療などの美肌治療を中心とした美容医療に携わる、確かな実績を持つ医師。
所属
- 平成15年
- 大阪医科大学 形成外科教室:入局
- 平成21年
- 大阪医科大学 助教(准):就任
美容クリニック非常勤勤務:歴任
- 平成24年
- 医学博士学位取得
日本形成外科学会 専門医認定
- 平成25年
- 某美容クリニック:院長就任
- 令和5年
- プライベートスキンクリニック
最高顧問:就任 現在に至る
略歴
- 一般社団法人日本形成外科学会 形成外科専門医
- 特定非営利活動法人日本レーザー医学会 認定医
- 一般社団法人国際抗老化再生医療学会 正会員
- 一般社団法人 日本美容外科学会 JSAPS(Japan Society of Aesthetic Plastic Surgery) 正会員
- 一般社団法人日本美容皮膚科学会(Japanese Society of Aesthetic Dermatology 正会員
- 一般社団法人日本頭蓋顎顔面外科学会 正会員
- アラガン社 VST(ボトックスビスタ)認定医
- アラガン社 ヒアルロン酸バイクロスシリーズ注入認定医
- Miramar Labs社(ミラドライ開発社)ミラドライ認定医