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男性の横腹・脇腹の脂肪の原因と落とす方法

痩身・ダイエット

男性の横腹・脇腹の脂肪の原因と落とす方法
「最近、横腹や脇腹の脂肪が増えてきた」「なかなかお腹周りの脂肪が落ちない」と悩む男性も多いのではないでしょうか。
体の中でも横腹や脇腹の脂肪は落ちにくく、長期的なダイエットが必要になります。
日頃の食生活や運動も重要ですが、より効果を実感するためには美容クリニックの医療ダイエットもおすすめです。
今回は、横腹や脇腹の脂肪を落としたい男性に向けて、その原因と効果的に脂肪を落とす方法をご紹介いたします。
ぜひ、参考にしてみてください。

男性の横腹・脇腹の脂肪が落ちない理由は?

脂肪には皮下脂肪と内臓脂肪が存在します。
男性の横腹や脇腹につく脂肪は、皮下脂肪によるものです。
皮下脂肪は、皮膚のすぐ下に蓄積され、柔らかく簡単に指でつまむことが出来ます。
反対に内臓脂肪は、腹腔内の臓器の周りに蓄積される脂肪で、つまみにくいことが特徴です。
内臓脂肪は落ちやすいため、ダイエットを始めると皮下脂肪より先に減少します。
一方、皮下脂肪は蓄積すると減少しにくく、長期的なダイエットが必要になることが多いです。
皮下脂肪は体温調整やエネルギーの貯蔵、外部からの衝撃を吸収するクッションのような役割を担うため、ある程度の量を維持する必要があります。
しかし、脂肪が多すぎると体重増加や関節の疾患などの原因になるため、日頃から注意することが大切です。

男性の横腹・脇腹につく脂肪の原因は?

男性の横腹と脇腹に脂肪がつく原因はいくつか考えられます。
当てはまる原因がないか確認してみましょう。

高カロリーの食事が多い

食事からの摂取カロリーが消費カロリーを上回ると、余分なエネルギーが脂肪として蓄積されます。
特に、脂質は1gあたりのカロリーが高いため、過剰に摂取するとカロリーオーバーになりやすいです。
そのため、脂質や糖質が多く含まれているジャンクフードやインスタント食品は、できるだけ控えるようにしましょう。
また、ショートニングやマーガリンに含まれている「トランス脂肪酸」についても注意が必要です。
トランス脂肪酸は、脂質を構成する脂肪酸の一種で、身体の他の部分にある脂肪をお腹に移動させる働きがあるといわれています[1]。
ダイエットはもちろん、健康にも悪影響を及ぼす可能性があるため、なるべく摂取量を減らすよう心がけましょう。
低カロリーでヘルシーな食事をする男性サラリーマン

運動不足

日常的な運動不足も、脇腹や横腹に脂肪がつきやすくなる原因です。
運動不足が続くと基礎代謝が下がり、エネルギーの消費がされにくくなります。
反対に運動により基礎代謝を上げることで、消費するカロリーが増え、痩せやすい体質を作ることが可能です。
さらに、脂肪はあまり動かさない部分に蓄積されやすい傾向があります。
体の中でも腹部は脂肪が蓄積されやすく、特に筋肉が薄い脇腹や横腹の脂肪は落ちにくいです。
そのため、脂肪を燃焼させる有酸素運動と腹筋を強化する筋トレを組み合わせることで、より効果を実感しやすくなります。

姿勢の悪さ

猫背や反り腰などの悪い姿勢は、脇腹や横腹に脂肪がつきやすくなる原因のひとつです。
特に猫背の姿勢は、腹筋や背筋をあまり使わないため、血流が悪くなり、代謝が低下することで脂肪が蓄積しやすくなります。
また、骨盤の位置が前傾していると反り腰になり、後傾すると下腹部がぽっこり出てしまいます。
姿勢や骨盤の位置を正しく整えることで、脂肪の蓄積を防ぎ、痩せやすい体質を作ることが可能です。

ストレス

ストレスと脂肪は深い関係があります。
ストレスを感じると「コルチゾール」というホルモンが分泌され、体を守るためにエネルギーを蓄積しようとします。
過剰なコルチゾールの分泌は、特に腹部に脂肪を蓄積しやすいといわれています。
また、コルチゾールは幸せホルモンである「セロトニン」の分泌を抑制する働きもあるため、ストレスをさらに悪化させる可能性が高いです。
ダイエットを継続させるためにも、趣味やリラックスする時間を持つようにしましょう。

男性の横腹・脇腹の脂肪を落とす方法

男性の横腹や脇腹の脂肪を落とすには、食生活や運動などの生活習慣の改善が必要です。
効果的に脂肪を落とすためにも、ぜひ参考にしてみてください。

食事を見直す

横腹や脇腹につく脂肪を落とすには、食事を見直すことが大切です。
お腹の脂肪を落とすには、なるべく低カロリーで高タンパク質な食材を選ぶよう心がけましょう。
特に肉料理が好きな男性には、鶏胸肉やささみがおすすめです。
どちらも他の部位に比べて低カロリーですが、筋肉を保つために必要な栄養素が豊富に含まれています。
他には、オメガ3脂肪酸が豊富に含まれる青魚もおすすめです。
青魚には脂肪を減らす働きがあり、タンパク質も多く含まれているため、筋肉の維持にも効果があります。
まずは糖質と脂質の摂りすぎに注意し、無理せずに脂肪を落としていきましょう。

筋トレと有酸素運動

横腹や脇腹につく脂肪には、筋トレと有酸素運動の組み合わせが効果的です。
有酸素運動は心肺機能を高め、脂肪を燃焼する効果があります。
歩く速度によってエネルギーの消費も異なるため、できるだけ早歩きを心がけてみましょう。
また、有酸素運動は20分経過した頃からエネルギーの消費が始まるため、最低でも20分以上は続けることが大切です。
公園でランニングする男性
筋トレは基礎代謝を上げ、脂肪燃焼を促進する効果があります。
特に、腹直筋や腹斜筋を鍛える「クランチ」や「レックレイズ」がおすすめです。
また、脂肪は下半身に多く集まっているため、スクワットをすることで脂肪の燃焼を促進できます。
横腹や脇腹の脂肪を落とすだけでなく、全体的に引き締まった身体を目指していきましょう。

生活習慣の改善

横腹や脇腹につく脂肪を落とすには、規則正しい生活を送ることはもちろん、ストレスを溜めないことが重要です。
ダイエットがストレスの原因となり、逆に太ったりリバウンドしてしまう方も少なくありません。
無理のない範囲で、食生活や運動を継続できるようにしましょう。
また、睡眠不足になることで、食欲が増進するという研究結果もあります。
そのため、最低でも6〜7時間の睡眠を確保することが、脂肪を減らすためにも大切です。
十分な睡眠をとることで、食欲のコントロールがしやすくなり、体の回復や代謝の向上にも繋がります。

男性の横腹・脇腹の脂肪を落とすには医療ダイエットもおすすめ!

食事の改善や運動をしても、なかなか脂肪が落ちずに悩む男性も多いと思います。
ダイエットは長期的に取り組むことが望ましいですが、目に見える変化も求めたくなりますよね。
そこで今回は、男性にもおすすめの医療ダイエットをご紹介します。
医療ダイエットは医師の管理の元に行われるため、効果や安全性も高いです。
セルフダイエットに取り入れるだけで、効果を実感しやすくなるので、ぜひ参考にしてみてください。

GLP-1ダイエット

GLP-1ダイエットは、2型糖尿病の治療薬として使用される「GLP-1受容体作動薬」を活用したダイエット方法です。
GLP-1(グルカゴン様ペプチド-1)は、体内に存在するホルモンの一種で、インスリンの分泌を促して血糖値を下げたり、食欲を抑える効果があります。
このホルモンは、痩せている人に多く、太っている人に少ないという特徴があり、「痩せホルモン」とも呼ばれています。
そのため、自己注射や経口薬でGLP-1を補うことで、体重を減少する効果が期待できます。

GLP-1のメリット

GLP-1には、食欲を抑える効果と消化を遅らせる作用があります。
これにより、少量の食事でも満腹感を感じやすくなるため、食事制限が苦手な方や、つい食べすぎてしまう方におすすめです。
さらに、GLP-1には脂肪を燃焼する効果もあり、リバウンドしにくいこともメリットのひとつです。

GLP-1のデメリット

GLP-1には、以下のような副作用の報告例があります。
・低血糖(冷や汗、ふるえ、動悸など)
・急性膵炎(嘔吐を伴う腹痛)
・腸閉塞(重度の便秘、腹部膨満)
GLP-1の使用は、リスクや副作用を起こさないためにも、必ず医師の指導のもとで行うことが重要です。
健康状態によっては治療が適さない場合もあるため、自己判断で薬剤を調整したり、個人輸入することは避けましょう。

サクセンダ(自己注射)

1日1回、自己注射をすることでGLP-1を摂取することができます。
米国やEUでは肥満治療として認可を受けています。

リベルサス(経口薬)

1日1回、空腹時に服用します。
世界初の内服タイプのGLP-1受容体作動薬で、糖尿病治療薬として認可を受けています。

マンジャロ(自己注射)

グルコース依存性インスリン分泌刺激ポリペプチド(GIP)とグルカゴン様ペプチド-1(GLP-1)の2つのホルモン作用を備えた、世界初の持続型GIP/GLP-1受容体作動薬です。
週に1回、自己注射をすることで摂取をします。
米国では肥満症治療薬として認可を受けています。

GLP-1ダイエット製剤比較表

薬剤タイプメリットデメリット
リベルサス毎朝服用するタイプ・手軽に飲める
・保管が簡単
・旅行の際などにも持ち運びが可能
・1ヶ月同じ容量でしか飲めない
・注射より効果が少ない
・細かい量の調整が難しい(3,7,14mgの3種類から選択)
サクセンダ毎日自己注射するタイプ・効果がしっかり出る
・24時間で効果が切れるので副作用などが出た場合調整が可能
・投与量も細かく調整ができる
・冷蔵庫保管なので持ち運びが難しい
・毎日同じ時間に打たなければならない
・針で刺すので少なからず痛みがある
マンジャロ週に1回自己注射するタイプ・効果が1番高い
・週1回なので予定が組みやすい
・本体に針がついているので針を自分で取り付けなくていい
・冷蔵庫保管なので持ち運びが難しい
・副作用がでると1週間続いてしまう
・1本投与なので量の調整が難しい

リポセル

リポセルは、HIFU(高密度焦点式超音波)という特殊な超音波を照射する最新のダイエット機器です。脂肪を減らしたい部位に照射することで、皮膚を傷つけることなく、皮下脂肪を破壊することが可能です。
さらに、独自の冷却機能を搭載しているため、施術中の痛みを最小限に抑えることができます。
多くの方が施術後1〜2週間で効果を実感し、その後8〜12週間をかけて徐々に体内から脂肪が排出されていきます。
特に腹部や太もも、二の腕に効果を実感しやすいため、横腹や脇腹の脂肪を落としたい男性にもおすすめの施術です。

横腹・脇腹の脂肪を落としたい男性はPSCforMENへ!

今回は、横腹や脇腹の脂肪を落としたい男性に向けて、その原因と効果的なダイエット法をご紹介しました。
お腹の脂肪を減らすには、日頃の食生活や運動が重要ですが、思うような結果が出ずストレスを感じる方も多いと思います。
そんな方は、当クリニックの医療ダイエットを取り入れてみましょう。
セルフダイエットにプラスするだけで、より高い効果を実感することができます。
当クリニックでは、経験豊富な医師が患者様一人ひとりに合った治療法をご提案いたします。
お腹の脂肪が気になる男性は、ぜひお気軽にご相談ください。

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横腹・脇腹の脂肪を落としたい男性によくある質問

Q.サクセンダとリベルサスはどちらが効果が高いですか?

サクセンダは抗肥満薬として承認を受けているため、より高い効果を実感しやすいです。
しかし、自己注射に抵抗がある方を含め、まずはリベルサスを服用される方も多くいらっしゃいます。

Q.リポセルはダウンタイムはありますか?

一時的に内出血や腫れが生じる可能性がありますが、ダウンタイムはほぼありません。
長時間でなければ、当日から入浴も可能です。

[1]Trans fat diet induces abdominal obesity and changes in insulin sensitivity in monkeys
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17636085/

大阪のメンズクリニック|大阪梅田プライベートスキンクリニック
所在地 〒530-0002 大阪府大阪市北区曽根崎新地1-3-16 京富ビル2階
TEL 06-6940-7101
FAX 06-6940-7102
受付時間 10:30〜19:00 (完全予約制)

この施術ページの監修医師

医療法人優聖会最高顧問井畑 峰紀

糸リフトやフィラー注入によるしわ・たるみ治療や、にきび治療などの美肌治療を中心とした美容医療に携わる、確かな実績を持つ医師。

医療法人優聖会最高顧問 井畑 峰紀

糸リフトやフィラー注入によるしわ・たるみ治療や、にきび治療などの美肌治療を中心とした美容医療に携わる、確かな実績を持つ医師。

所属

平成15年
大阪医科大学 形成外科教室:入局
平成21年
大阪医科大学 助教(准):就任
美容クリニック非常勤勤務:歴任
平成24年
医学博士学位取得
日本形成外科学会 専門医認定
平成25年
某美容クリニック:院長就任
令和5年
プライベートスキンクリニック
最高顧問:就任 現在に至る

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