口周りニキビの根本原因と今すぐできる対策!


この記事でわかること
口周りのニキビが、なかなか改善しないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。ニキビは、一度できると治りにくく、繰り返しやすい厄介な肌トラブルです。当クリニックにも多くの方が口周りのニキビに悩まれて来院していただいております。
口の周りのニキビは、長引くとニキビ跡や色素沈着の原因になります。誤ったケアでニキビを悪化させないためにも正しい情報を知ることが大切です。
この記事では、口周りニキビの根本的な原因をご紹介し、今すぐにできるセルフケアから美容医療まで詳しく解説します。ニキビでお悩みの方は最後までご覧ください。
目次
口周りにニキビができる原因とは?

口の周りにニキビができてしまう原因について解説します。当てはまるものがないかチェックしながらご確認ください。
ホルモンバランスの乱れ
口周りにニキビができる大きな理由の一つに、ホルモンバランスの乱れが挙げられます。
特に、生理前は女性ホルモンのプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌量が増加し、皮脂が増加します。皮脂が増えると毛穴が詰まりやすくなり、ニキビ発生の原因になるため注意が必要です。
また、自律神経の乱れもホルモンバランスに悪影響を与えます。ストレスを感じると自律神経が乱れ、男性ホルモンの分泌が増加。肌のターンオーバーの乱れや皮脂の分泌を促進してしまいます。
食生活の乱れと胃や腸への負担
胃腸に負担がかかる食材や偏った食生活は、口周りのニキビの原因につながりやすいため注意が必要です。
糖質や脂質の多い食事を摂りすぎると、胃腸に負担がかかり、消化機能が低下します。消化機能の低下は、腸内に便や老廃物を蓄積し、発生した有害物質がニキビなどの肌荒れの原因となります。
ファーストフードやコンビニなど糖質や脂質の多い食事を避け、栄養バランスを考えた食生活を送りましょう。
誤ったスキンケア・摩擦による肌刺激

誤ったスキンケアや、日常生活での何気ない摩擦が口周りのニキビを引き起こす原因につながります。
スクラブ入りの洗顔料で強くゴシゴシとこすり洗いすぎる行為などは、肌に負担を与え、炎症を引き起こす危険性があります。もちろんスクラブ入りの洗顔料も正しく使えば効果的ですが、必要以上に使われている方も多く見受けられます。
また、クレンジングが不十分な場合も、メイク汚れや皮脂の詰まりからニキビが発生しやすくなるため注意してください。
繰り返す口周りのニキビの予防策と対策は
口周りのニキビを繰り返さないためには、日々の生活習慣を見直し、正しいケアを継続することが重要です。
食事、睡眠、ストレス緩和など日常生活の見直し
口周りのニキビの予防には、バランスの取れた食事や質の高い睡眠、適切なストレスケアが必要不可欠です。
肌の健康をサポートするためには、ビタミン類やミネラル、タンパク質などを積極的に摂取しましょう。不足しがちな栄養素は、サプリメントで補うのもおすすめです。
規則正しい生活を心がけ、質の高い睡眠を確保することで、ホルモンバランスの安定を促せます。睡眠時の最初の数時間は、肌のゴールデンタイムと呼ばれ美肌に効果的です。質の高い睡眠と時間を確保しましょう。
また、ストレスを溜めないことも肌にとって重要です。ストレスは肌に直結するため、心身ともに健康な状態を保つことで肌トラブルの予防にもつながります。
正しいスキンケア方法
口周りニキビの予防と改善には、正しい洗顔や保湿、紫外線対策が必須です。
洗顔は、しっかりと泡立てた弾力のある泡でこすらずに優しく洗いましょう。顔全体に泡をのせる際は、皮脂の多い額や鼻から先に洗います。乾燥しやすい口周りは、最後に優しくぬるま湯(32₋34℃)洗うのもポイントです。
洗顔後の乾燥は、肌のバリア機能を低下させ、皮脂の過剰分泌を招く危険性があります。化粧水でしっかりと水分を補給した後は乳液や美容液で肌表面を保護し、水分の蒸発を防ぎましょう。
また、肌老化の80%は、紫外線が原因と言われています。紫外線は、肌にダメージを与えニキビの原因となります。紫外線は1年中降り注いでいるため、日焼け止めアイテムを活用して年間を通して紫外線から肌を守ることが大切です。
専門医を早めに受診する
ニキビは厄介で、誤ったケアでさらに悪化し、長引く可能性があります。早めに正しいケアを実施すればニキビの悪化を防ぎ、色素沈着やニキビ跡を予防することにつながります。
「もっと早く受診すればよかった」と後悔しないためにも早めの専門医への受診がおすすめです。早期の段階で、専門医による適切な診断と治療を受けることで、色素沈着やニキビ痕のリスクを軽減できます。
口周りのニキビにおすすめの美肌治療
当院では、口周りのニキビに対してさまざまなアプローチで治療を行っています。満足度や効果の高い治療法をご紹介します。
ケミカルピーリング
ケミカルピーリングとは、ピーリング剤の力で肌のターンオーバーを促進し、ニキビの改善や予防に効果的な美肌治療です。
肌の状態に合わせて選定されたピーリング剤を塗布し、外側の角質層から表皮上部にかけて古い角質を剥がれやすくします。毛穴を閉塞させている角質やニキビは排出され、毛穴のつまりが解消されることで、ニキビの改善や予防が期待できます。
また、肌のくすみや毛穴の開き、赤みの改善といった美肌治療にも効果的です。普段のスキンケアが浸透するようになり、メイクのノリが良くなるなどの効果も期待できます。

ポテンツァ(アクネモード)
ニキビの原因は、皮脂腺から過剰に分泌された皮脂が毛穴に詰まり、その皮脂を栄養としてアクネ菌が繁殖することによって発生します。
ポテンツァのアクネモード(ニキビショット)は、絶縁コーティングされた特殊なニードルで、皮脂腺にピンポイントで直接高周波RFによる熱エネルギーを照射。根本的なニキビの原因となる皮脂腺を破壊するため高い効果が期待できます。
さらに薬液導入を組み合わせることで、ニキビやニキビ跡の改善、美肌再生に効果が期待できます。専門医が肌の状態をカウンセリングしたうえで最適な治療法をご提案いたしますので気軽にご相談ください。
@privateskinclinic ニキビの状態によって変わります! #ニキビケア #ニキビ跡 #ポテンツァ ♬ オリジナル楽曲 – プライベートスキンクリニック|大阪梅田の美容クリニック
まとめ
口周りのニキビは、生活習慣やホルモンバランスの乱れ、誤ったスキンケアが深く関係しています。
早期に正しい治療を受けることでニキビ跡や色素沈着のリスクを軽減でき、ニキビができにくい肌につながります。当クリニックではニキビに対して、ケミカルピーリング、ポテンツァを推奨しています。どちらもダウンタイムが少なく、気軽に受けられる美容医療として人気の治療です。
口周りの厄介なニキビに悩まされている方は、早めに専門医に相談してみましょう。ニキビは、早めのケアが非常に大切です。
プライベートスキンクリニック(PSC)では、患者様一人ひとりに最適な施術プランをご提案いたします。口周りのニキビでお悩みの方は、ぜひご相談ください。
医師・スタッフ一同心より皆様のご来院をお待ちしております!
よくあるご質問
患者様からよくいただく質問をご紹介します。
口周りにニキビができる原因は何ですか?
生活習慣やホルモンバランスの乱れ、誤ったケアや摩擦が原因として考えられます。
ニキビを予防するために日常生活で気をつけることはありますか?
栄養バランスのいい食事や良質な睡眠、正しいスキンケアを心がけてください。
ニキビを予防するためにどのようにスキンケアを行えばいいですか?
摩擦を加えずに洗顔料の泡で汚れを優しく洗うことを意識してみてください。洗顔料や化粧水などが合っていない場合もあるため気になる方は、専門医に相談しましょう。
口周りのニキビに対しておすすめの治療はありますか?
当院では、ケミカルピーリングとポテンツァ(アクネモード)をおすすめしています。どちらもダウンタイムが少ないため気軽にご相談ください。
美容外科・ 美容皮膚科 |
西梅田駅から徒歩2分 プライベートスキンクリニック |
---|---|
所在地 | 〒530-0002 大阪府大阪市北区曽根崎新地1-3-16 京富ビル2階 |
診察時間 | [ 完全予約制 ] 10:30~19:00 |
関連記事
DOCTOR.
このページの監修医師
資格
- 一般社団法人日本形成外科学会 形成外科専門医
- 特定非営利活動法人日本レーザー医学会 認定医
- 一般社団法人国際抗老化再生医療学会 正会員
- 一般社団法人 日本美容外科学会 JSAPS(Japan Society of Aesthetic Plastic Surgery)正会員
- 一般社団法人日本美容皮膚科学会(Japanese Society of Aesthetic Dermatology)正会員
- 一般社団法人日本頭蓋顎顔面外科学会 正会員
- アラガン社 VST(ボトックスビスタ)認定医
- アラガン社 ヒアルロン酸バイクロスシリーズ注入認定医
- Miramar Labs社(ミラドライ開発社)ミラドライ認定医
- ジュビダームビスタ®ボリューマXC認定医
- ジュビダームビスタ®ボリフトXC認定医
- ジュビダームビスタ®ボルベラXC認定医
- ジュビダームビスタ®ボラックスXC認定医
- ジュビダームビスタ®ボライトXC認定医
- ジュビダームビスタ®ウルトラXC/ウルトラプラスXC認定医
- ボトックスビスタ認定医
- レスチレン認定医
経歴
平成15年 | 大阪医科大学 形成外科教室:入局 |
---|---|
平成21年 | 大阪医科大学 助教(准):就任 |
平成24年 | 医学博士学位取得 |
平成25年 | 某美容クリニック:院長就任 |
令和5年 | プライベートスキンクリニック |
学会発表
- 第67回日本形成外科学会総会・学術集会(2024年4月10日~12日)
- 額(おでこ)へのヒアルロン酸注入による輪郭形成の134症例 -使用量についての経験及び検討-
- 最新型医療ハイフ(ウルトラフォーマー®MPT)の77症例における経験及び安全性についての考察
- 第42回日本美容皮膚科学会総会(2024年8月31日~9月10日)
- PRPを用いた複合治療におけるざ瘡後瘢痕と毛穴開きの治療の当クリニックでの経験について