ダイエットが停滞期に突入!効果的に抜け出す方法とは?


ダイエットに取り組んだものの、途中で効果を感じられずに挫折した経験はありませんか?
ダイエット中に結果がでにくい時期を停滞期と呼びます。停滞期をいかに乗り越えられるかがダイエット成功への大きな一歩となるでしょう。この記事では、停滞期を乗り越えるためのポイントについてご紹介しています。
当クリニックでのおすすめの美容医療についてもまとめていますので参考にしてみてください。
目次
ダイエットの停滞期に入る理由とは?
停滞期は、ダイエットを始めてから1ヶ月程経つと訪れます。停滞期間は長い方で2ヶ月続くケースもあります。
なぜ停滞期に入るのかその理由について解説します。
ホメオスタシスが働く
人間の体は、食事などの摂取量が不足すると本能が働き、飢餓に耐えようとします。
ダイエットは、食事制限しながら運動もこなすため、本能であるホメオスタシス機能が働き、消費エネルギーを蓄えようとします。 燃費の悪い身体になり、体重が落ちにくくなるのです。
筋肉量の増減
筋肉量のバランスを維持することはダイエットに効果的です。
筋肉は脂肪より重く、増えすぎると体重が増加する要因になりますし、不足すると基礎代謝が落ちるため体重が落ちにくくなります。 定期的にダイエットメニューを見直し、筋肉量のバランスを整えましょう。
女性ホルモンの影響
女性ホルモンは、生理前後で分泌量が変化します。
女性ホルモンのプロゲステロンは、生理で不足する栄養を補うホルモンです。生理前になると、水分や塩分を体内に貯蔵するため、むくみやすく停滞期に影響を与えます。
早めにチェック!停滞期に入るサインと停滞期が終わる前兆とは?

停滞期に入る前と抜け出す前には、予兆があるのでサインをキャッチしてあげましょう。
停滞期に入るサイン
・ダイエット開始から1ヶ月経過
・体重が5%減量した(例:60Kgから3Kg減る)
・1週間以上、体重に変化がない
いずれかに該当する場合、停滞期が始まっている可能性があります。ここからがダイエットの正念場です。
停滞期が終わる前兆
・体重が徐々に減量する
・空腹を感じやすくなる
ホメオスタシスが働くと、エネルギー消費をしないように、空腹を感じにくくなります。空腹は、体がエネルギー消費を開始したサインです。停滞期に耐えられた人は、自信を持ってダイエットに取り組みましょう。
ダイエットが停滞期に入ったら抜け出すためにやるべきこと
では、停滞期に入ったら抜け出すために何をすればよいのでしょうか。

ダイエットメニューを見直す
停滞期は、ダイエットメニューを見直すのに最適な時期です。
筋トレだけに偏ると、筋肉量が増え体重増加に繋がります。ジョギングやランニングなどの有酸素運動を取り入れて持久力を増やしましょう。 有酸素運動がメインの方は、筋肉量が不足している可能性があります。引き締めたい部位の筋トレメニューを組み合わせて、筋肉量を増やしてあげましょう。太ももやお尻などの大きな筋肉を鍛えると、消費カロリーが増えるため、ダイエットに有効です。
筋肉と持久力のバランスを整えながらダイエットを実践すると、体への負担が分散し痛みや怪我を減らせます。
ホルモンバランスが乱れても開き直る
プロゲステロンは、生理前に栄養を蓄えるだけでなく、心理面にも影響します。
気持ちの面では、些細なことにイライラしたり、気分が落ち込みやすくなったりします。停滞期は精神的に辛くなりますが、「体重が減らない時期」と開き直って、ストレスをためこまないようにしましょう。
腸内環境を整える、食事を見直す
停滞期は、食事内容を見直し腸内環境を整えましょう。
ダイエット中は、たんぱく質がメインになり糖質や脂質、炭水化物を抜いた食事になりがちです。偏った食事は、腸内環境が悪化するため便秘になります。 便秘は、肌トラブルにも密接に関係し、ニキビや肌荒れなどを引き起こします。腸内環境を整えてくれる、ヨーグルトや納豆、海藻類などを摂取するように工夫しましょう。炭水化物類は、白米を玄米に、パンを全粒粉パンに変えると簡単に食物繊維や満腹感も味わえるので、ダイエットに強い味方です。
水分補給をする
ダイエットに関わらず、水分補給は重要です。むくみは、水分が不足しているサインです。 人間の体に水分は欠かせないため、毎日1.5〜2Lは飲みましょう。飲み水は、常温もしくは白湯だと消化管を冷やさず、新陳代謝に影響しません。
良質な睡眠をとる
睡眠不足は、ストレスを感じ、不規則な生活で痩せにくい体になります。 ストレスは、脳を疲労でイライラさせ、糖や脂質を含む甘い食べ物を摂取すると喜びを感じやすくなります。欲求が深まると過剰摂取になりかねません。 良質な睡眠を確保し、規則正しい生活で体質改善をしましょう。
チートデイを作る
チートデイとは、高カロリーの食事を食べて、ホメオスタシスの機能を緩和させる方法です。 高カロリー食を摂取することで「飢餓の危機は脱した」と脳に思いこませます。そうすることで燃費のいい身体になります。 ただし、チートデイは週に1回が原則です。回数を増やしたり、食べ過ぎたりすると欲求が抑えられなくなるので注意しましょう。
当院のおすすめの痩身治療3選
ご自身のダイエットに限界を感じている方には美容医療もおすすめです。無理なダイエットは身体にも肌にも悪影響を及ぼすため、美容医療できれいに痩せませんか?
GLP-1受容体作動薬
GLP-1とは「痩せホルモン」ともいわれ、痩せている人は多く、太っている人は少ないとされています。 そのため自己注射または経口摂取することにより、補ってあげることで体重の減少(ダイエット効果)が期待できます。 当院では、サクセンダ(注射)とリベルサス(内服薬)を扱っています。どちらも脂肪燃焼を助け、リバウンドしにくい身体へと導いてくれることが期待できます。遠隔診療による処方も可能ですので気になる方はお問い合わせください。
リポセル
リポセルは、脂肪層へ直接熱エネルギーを照射し、破壊できる最新の医療ハイフ(HIFU)テクノロジーを搭載した部分痩せマシンです。 1度の照射で効果的に脂肪を減少させることができ、脂肪細胞を破壊してしまうので、部分痩せも可能です。痛みやダウンタイムがなく、即効性が期待できるため人気の治療になっています。 高密度焦点式超音波を用いるので、内服や注射に抵抗のある方におすすめです。
脂肪溶解注射
脂肪溶解注射(メソセラピー)は、部分痩せに効果的な代表的な美容医療です。 脂肪溶解成分の入った薬剤を脂肪が気になる二の腕やお腹、背中などのボディ(身体)に注射することで部分痩せが期待できます。切開など外科的な処置が必要なく、脂肪細胞の数自体が減少するので、リバウンドのリスクも少ないです。 また、脂肪溶解注射は、セルライトにも効果的です。気になる部分に注射することで、セルライトによる皮膚の凹凸を改善します。

まとめ
今回は、ダイエットを頑張っているけど停滞期に入り、なかなか痩せない方に向けて記事を作成しました。
多くの方がダイエットを諦める理由は、停滞期の壁を乗り越えられない点にあります。頑張っても成果が得られないと、精神的にも辛くモチベーションが維持できません。 しかし、停滞期の理由を理解し、適切な対策を講じることでダイエット成功に近づきます。また、美容医療をうまく活用することで無理なく、美しく痩せられると考えています。
誤ったダイエット法は身体や美容にも悪影響ですので専門家に相談しましょう。 プライベートスキンクリニックでは、患者様一人ひとりの症状に合わせた適切な治療をご提案しています。 痩身、ダイエットでお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください!
よくあるご質問
患者様からよくいただく質問をご紹介します。
ダイエットの停滞期はいつ頃からどのくらい続く?
停滞期はダイエットを開始して1ヶ月程経つと訪れます。停滞期間は長い方で2ヶ月続くケースもあります。
ダイエットが停滞期に入ったらやるべきことは?
ダイエットメニューの見直しや腸内環境の改善の他にもあえて好きなものを食べるチートデイもおすすめです。
ダイエットを助ける美容医療とは?
当クリニックでは、GLP-1受容体作動薬、医療用ハイフ、脂肪溶解をおすすめしています。いずれも痛みやダウンタイムのない治療です。
美容外科・ 美容皮膚科 |
西梅田駅から徒歩2分 プライベートスキンクリニック |
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所在地 | 〒530-0002 大阪府大阪市北区曽根崎新地1-3-16 京富ビル2階 |
診察時間 | [ 完全予約制 ] 10:30~19:00 |
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DOCTOR.
このページの監修医師
資格
- 一般社団法人日本形成外科学会 形成外科専門医
- 特定非営利活動法人日本レーザー医学会 認定医
- 一般社団法人国際抗老化再生医療学会 正会員
- 一般社団法人 日本美容外科学会 JSAPS(Japan Society of Aesthetic Plastic Surgery)正会員
- 一般社団法人日本美容皮膚科学会(Japanese Society of Aesthetic Dermatology)正会員
- 一般社団法人日本頭蓋顎顔面外科学会 正会員
- アラガン社 VST(ボトックスビスタ)認定医
- アラガン社 ヒアルロン酸バイクロスシリーズ注入認定医
- Miramar Labs社(ミラドライ開発社)ミラドライ認定医
- ジュビダームビスタ®ボリューマXC認定医
- ジュビダームビスタ®ボリフトXC認定医
- ジュビダームビスタ®ボルベラXC認定医
- ジュビダームビスタ®ボラックスXC認定医
- ジュビダームビスタ®ボライトXC認定医
- ジュビダームビスタ®ウルトラXC/ウルトラプラスXC認定医
- ボトックスビスタ認定医
- レスチレン認定医
経歴
平成15年 | 大阪医科大学 形成外科教室:入局 |
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平成21年 | 大阪医科大学 助教(准):就任 |
平成24年 | 医学博士学位取得 |
平成25年 | 某美容クリニック:院長就任 |
令和5年 | プライベートスキンクリニック |
学会発表
- 第67回日本形成外科学会総会・学術集会(2024年4月10日~12日)
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- 第42回日本美容皮膚科学会総会(2024年8月31日~9月10日)
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