アンカーXの効果や特徴について紹介!


この記事でわかること

2024年1月20日に行われた、第149回日本美容外科学会(JSAPS)学術集会に参加してきました。その中でも次世代のスレッドリフトとして注目されている「アンカーX」について解説します。
目次
アンカーXとは
アンカーXは、引き上げ効果の高い最新のスレッドリフトです。
身体と適合性のあるPDOという吸収性素材で作られており、リフティング効果と固定効果の2つの要素を持ち合わせています。また、コラーゲン生成によるお肌のツヤ・美肌作用、PDO(ポリジオキサノン)の脂肪萎縮作用が期待できます。
こんな方におすすめ
- たるみが強くしっかり引き上げたい
- 頬のもたつきが気になる
- 顔が丸いのが気になる
- テスリフトよりもお手頃に施術を受けたい
アンカーXの特徴

アンカーXは、引き上げる力が高いスレッドリフトです。糸の形からも分かりますが、リフティングコグとアンカリングコグがXのように連なっています。
リフティングコグは、組織をしっかり引き上げるリフティング効果があり、アンカリングコグには名前の通りアンカー(いかり)の役割で、リフトアップされた部分を固定し、リフティングコグとの相乗効果を生み出します。
アンカーXの効果
リフトアップの持続効果
リフティングコグとアンカリングコグの1セットが単独で1本の糸のような働きをするため、体内で吸収されている間にアンカーXの一部が壊れたとしてもリフティング効果を保つことができます。
脂肪萎縮効果
アンカーXは、PDO(ポリジオキサノン)の吸収性素材で作られたスレッドなので脂肪萎縮効果によりお顔の引き締め効果も期待できます。
コラーゲン産生効果
アンカーXは、リフティングコグとアンカリングコグの突起がありますが、さらにホーンと呼ばれるコグがあることでお肌の真皮層を刺激し、コラーゲン産生を促します。肌のハリやツヤ、美肌効果も期待できます。
糸によるリフトアップ(スレッド)の施術の流れ
カウンセリング
施術を受けていただく前に、熟練の担当医師によるカウンセリングで、お客様のお肌の状態を丁寧に診察します。心配なことや、気になる部位、なんでもご相談ください。
クレンジング
施術の妨げとなりますので、パウダールームにてお化粧・日焼け止めが残らない様、しっかりと洗顔をお願いします。
デザイン
スレッドリフト施術前に行ったカウンセリングをもとに、仕上がりをイメージし、詳細なデザインをいたします。
施術
麻酔を行った後、先ほどのデザインにそって吸収糸を挿入し、丁寧にスレッドリフトの施術をしていきます。
まとめ
今日は、引き上げ力の高いアンカーXについてご紹介しました。当クリニックではGコグやVOVリフトやテスリフトなど患者様に合ったスレッド治療をご提案させていただきます。たるみ治療などでお悩みの方はぜひご相談ください。
美容外科・ 美容皮膚科 |
西梅田駅から徒歩2分 プライベートスキンクリニック |
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所在地 | 〒530-0002 大阪府大阪市北区曽根崎新地1-3-16 京富ビル2階 |
診察時間 | [ 完全予約制 ] 10:30~19:00 |
DOCTOR.
このページの監修医師
資格
- 一般社団法人日本形成外科学会 形成外科専門医
- 特定非営利活動法人日本レーザー医学会 認定医
- 一般社団法人国際抗老化再生医療学会 正会員
- 一般社団法人 日本美容外科学会 JSAPS(Japan Society of Aesthetic Plastic Surgery)正会員
- 一般社団法人日本美容皮膚科学会(Japanese Society of Aesthetic Dermatology)正会員
- 一般社団法人日本頭蓋顎顔面外科学会 正会員
- アラガン社 VST(ボトックスビスタ)認定医
- アラガン社 ヒアルロン酸バイクロスシリーズ注入認定医
- Miramar Labs社(ミラドライ開発社)ミラドライ認定医
- ジュビダームビスタ®ボリューマXC認定医
- ジュビダームビスタ®ボリフトXC認定医
- ジュビダームビスタ®ボルベラXC認定医
- ジュビダームビスタ®ボラックスXC認定医
- ジュビダームビスタ®ボライトXC認定医
- ジュビダームビスタ®ウルトラXC/ウルトラプラスXC認定医
- ボトックスビスタ認定医
- レスチレン認定医
経歴
平成15年 | 大阪医科大学 形成外科教室:入局 |
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平成21年 | 大阪医科大学 助教(准):就任 |
平成24年 | 医学博士学位取得 |
平成25年 | 某美容クリニック:院長就任 |
令和5年 | プライベートスキンクリニック |
学会発表
- 第67回日本形成外科学会総会・学術集会(2024年4月10日~12日)
- 額(おでこ)へのヒアルロン酸注入による輪郭形成の134症例 -使用量についての経験及び検討-
- 最新型医療ハイフ(ウルトラフォーマー®MPT)の77症例における経験及び安全性についての考察
- 第42回日本美容皮膚科学会総会(2024年8月31日~9月10日)
- PRPを用いた複合治療におけるざ瘡後瘢痕と毛穴開きの治療の当クリニックでの経験について