目尻切開法

目尻を数ミリ切開し広げる手術であり、目の横幅だけでなく上下にも軽度に広がり、目が大きく見える効果があります。どのくらい大きさが変化するかは、患者様の目元の特徴や目尻の切開範囲によって変わります。各パーツの位置も含めたお顔全体のバランスを考慮して、デザインを調整します。

目尻切開法は目尻を切開・縫合して広げるため、効果は半永久的に持続します。一時的な効果ではなく、目元の変化をしっかりと定着させたい方におすすめです。

切れ長の目にしたい方、目を大きくしたい方、柔らかい印象の目元にしたい方、つり目がちの方など、目の形や印象を改善したい方におすすめの施術です。目尻の切開によって、全体のバランスが整い、ナチュラルで美しい目元を作ることができます。

他のクリニックで二重施術を受けた後でも、目尻切開法を行うのは可能です。二重施術のダウンタイムが過ぎてまぶたの皮膚や組織が十分に回復してから、目尻切開を行います。患者様の現在の二重の状態と目元のバランスを考慮して、ご希望の仕上がりに近づけるようデザインしていきます。

術後の症状として、痛みや腫れ、内出血が生じる可能性があります。痛み止めにて痛みをコントロールいただけます。
切開できる範囲は人によって異なります。大きく広げすぎると不自然な仕上がりになりますし、切開が少なすぎるとあまり変化を感じられない可能性があります。効果に個人差があるため、ご希望の目元が実現できるか、ご自身に適した施術であるかを、カウンセリング時にしっかり相談しましょう。

目尻切開法は、目の外側を切開する施術であるため、眼球に影響が及んで視力が低下するようなことはありませんのでご安心ください。ただし、手術後の腫れや涙・目やにの影響で、ダウンタイム中は一時的に視界がぼやけたり、見えにくく感じる可能性があります。腫れが引くとともに、自然に回復します。

施術後は、抜糸翌日までの間コンタクトレンズが使用できませんので、メガネをご持参ください。
腫れが気になる方は、サングラスや帽子をご用意ください。
施術前日は飲酒を控え、水分や塩分のとりすぎに注意して、目元にむくみがでないよう心がけましょう。目元のお肌に負担がかからないよう、スキンケアをしっかり行いましょう。

目尻切開法の後に、他の目元の施術を行うのは可能ですし、同時に行うこともできます。順番に行う際は、目尻切開による目元のダメージが完全に回復してから、適切なデザインを行うことが大切です。施術を同時に行う際は、一度の施術で目元の印象が大きく変化する可能性があります。また、施術の併用によってダウンタイムが長めになる可能性もあるため、メリットとデメリットを十分に把握しておく必要があります。

小さな傷跡はできますが、目尻の境界であるためほとんど目立ちません。傷の赤みも、時間の経過とともに自然に目立たなくなっていきます。
ただし、抜糸までの間は、縫合部分が目立つ状態となります。

大きな腫れは1週間程度で落ち着く方が多く、目尻のまわりに腫れやむくみがでやすい傾向があります。目尻の切開部分に赤みが残りますが、自然に目立たなくなります。抜糸後は、メイクでカバーが可能です。内出血が生じた場合は、1～2週間で目立たなくなります。

施術後のアイメイクは控えていただきます。1週間後に抜糸を行い、その翌日からはアイメイクが可能となります。
目元以外のメイクは当日から可能ですが、当日は目元を濡らさないよう注意が必要ですので、施術当日のメイクは控えていただくのが安心です。

激しい運動や力仕事は、目元の腫れやむくみを長引かせる可能性があります。また、飲酒や入浴も血流がよくなるため、症状がでている間は控えていただくのが安心です。
目元への刺激は、傷口の回復を妨げるため、触ったり擦ったりせず、アイメイクも抜糸後まで待ちましょう。抜糸までの間は、なるべくゆっくり過ごすのがおすすめです。

ダウンタイムの目安は1～2週間程度です。ダウンタイム中の症状として、痛み、熱感、赤み、腫れ、内出血が生じる可能性があります。ダウンタイムの症状や期間は個人差がありますが、いずれの症状も、徐々に落ち着いていきます。

ダウンタイムの目安は1～2週間程度です。ダウンタイム中の症状として、痛み、熱感、赤み、腫れ、内出血が生じる可能性があります。ダウンタイムの症状や期間は個人差がありますが、いずれの症状も、徐々に落ち着いていきます。

いずれも、目を大きくする施術であり、大人っぽい印象の目元になりたい方におすすめです。
目頭切開は、離れ目の改善や、蒙古ヒダをなくしたい方に向いています。一方、目尻切開は、つり目を改善したい方、切れ長の目にしたい方におすすめです。
どちらが向いているかは、ご自身の現在のお悩みと、なりたい理想の目元によって変わりますので、クリニックにてシミュレーションを行い、決定するのがいいでしょう。